みなさん、こんにちは。
生理とPMSに悩むアラフォー女のラムです。
今回は、私が40歳になって低用量ピルの服用を中止した理由についてご紹介します。
生理やPMSの悩みを軽減してくれる心強い味方「低用量ピル」ですが、低用量ピルの服用ができないケースもあります。
すっかり低用量ピルに頼り切っていたので、服用できなくなって絶望しましたね。でもまぁ、今は便利な生理用品も増えてきたので、何とかなってます(笑)
※本記事は私の体験談です。低用量ピルの効果・効能、副作用には個人差があります。低用量ピルの服用に関しては、必ず医師の診察を受けたうえで、医師の指示に従いましょう。
30~39歳の約10年間低用量ピルを服用
私は28歳のときに娘を出産しています。
その後、29歳で産後の生理が再開したのですが、出産前から悩んでいた「経血の量が多い」「生理期間が長い」ということを当時受診していた婦人科の先生に相談しました。
その結果「低用量ピルを服用してみては?」との提案をもらい、30歳から39歳までの約約10年間(一時的に服用をやめていた期間以外は)ほぼ欠かさず低用量ピルを服用していました。
私が低用量ピルを服用していた目的は「避妊」ではなく、生理の悩みを軽減するためだったんだよね~。
<私が低用量ピルを飲んで感じた効果>
- 経血量が減った
- 生理期間が短くなった(7日→4~5日前後)
- 生理痛が軽くなった
もともと経血量が非常に多く、油断するとすぐに経血漏れをしてしまい、服やイス、布団を汚していた私。
経血量が「人並み~ちょっと多め」程度まで減ったのは、とてもありがたく、QOLが爆上りしたわよ。圧倒的に生きやすくなったよね!
「もう低用量ピルなしでは生きていけない」くらいに思っていた私でしたが、40歳になった年に、急に低用量ピルの服用を中止することになりました。
※低用量ピルの効果・効能には個人差があります。
40歳で服用を中止した理由
私が40歳で低用量ピルの服用を中止した理由は「閃輝暗点(せんきあんてん)のある片頭痛」が生じるようになったためです。
閃輝暗点(せんきあんてん)とは?
「閃輝暗点(せんきあんてん)」とは、突然、目の前にギザギザとした光が見える症状のことです。
ギザギザの光の波のような模様が、徐々に視界に広がっていきます。ひどいときには、視界のほとんどがキラキラしてしまい、前が見えなくなることもあるから結構困る!
閃輝暗点が生じる原因は、脳の神経や血管の収縮・拡張にあります。何らかの理由で、脳の神経や血管が刺激されると、閃輝暗点が生じます。
私の場合、この閃輝暗点の症状は、20~30分程度で落ち着き、ふと気がつくと視界のキラキラは消えています。
しかし、その後、ほとんどの場合で頭痛(片頭痛)が発生するのです。
婦人科での定期診察の際に「最近、目の前がキラキラして、その後に片頭痛が起こることがある」といったら、先生から「……その症状は、低用量ピルの禁忌だから、服用は中止しないとですね」と言われて泣きました。
「閃輝暗点のある頭痛」があるとなぜピルが飲めないの?
低用量ピルには、いくつかの副作用がありますが、そのひとつが「血栓症のリスクの増加」です。
低用量ピルに含まれる「エストロゲン」というホルモンには、血液を凝固させる作用があります。そのため、血栓症のリスクが高まるとされており、服用中は血栓症に対して十分な注意が必要になります。
閃輝暗点を伴う片頭痛がある場合、脳の血管に血栓ができる可能性が高くなるため、年齢を問わず低用量ピルの服用ができません。
20代、30代は閃輝暗点を伴う片頭痛に悩まされることはなかったのですが、40歳になって症状が出るようになったため、この時点でピルの服用を中止することになりました。
40歳以上の低用量ピルの服用は慎重に
血栓症のリスクは、40歳以降、年齢とともに高まります。
そのため、私が通っていた婦人科では、40歳の誕生日以降、低用量ピルを処方するためには「毎月通院して診察を受けること」が条件となっていました。
39歳までは、長年服用していた実績があったので、数か月分をまとめて処方してもらっていました。そのため、毎月通院と聞いたときは「めんどくさいなぁ~」と思いましたね。
でも、40歳で低用量ピルの服用を中止したから、結局毎月の通院はしてないんだけどさ(笑)
もちろん、40歳以降でも低用量ピルの服用は可能です(閉経まで、または50歳まで)。私は、約10年間、低用量ピルに本当に助けてもらいました。なので、服用できなくなってしまったのは、とても残念です……。
現在は、極太タンポンとナプキン、吸水ショーツなどをフル活用して何とかがんばってるわよ。でも、やっぱり低用量ピルは使いやすかったなぁ~。
最近では、スマホで受けられるオンライン診療もあります。ピルを自宅に郵送してくれるサービスもあるので便利ですね。生理やPMSでお悩みの方は、1度婦人科やレディースクリニックで相談してみるのはいかがでしょうか。
※本記事は私の体験談です。低用量ピルの効果・効能、副作用には個人差があります。低用量ピルの服用に関しては、必ず医師の診察を受けたうえで、医師の指示に従いましょう。
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