みなさん、こんにちは。
生理とPMSに悩むアラフォー女のラムです。
寒い!
寒い寒い!!!
冬になると寒さで体が冷えて、生理痛がさらにしんどくなりますよね(いや、夏は夏で、しんどいんですけど……)。
そんな冬の冷えや生理痛対策におすすめなのが湯たんぽです!
湯たんぽ、最高。
生理中もそうじゃないときも、冬はもう手放せない。毎日、湯たんぽ抱きかかえて生きてるわ。
というわけで、今回は生理痛や冷え対策にも役立つ「湯たんぽ」の魅力を語っていきたいと思います。
そもそも「湯たんぽ」は生理痛対策に効果あるの?
生理痛対策として、湯たんぽを推している私ですが、そもそも湯たんぽは、本当に生理痛対策に効果的なのか調べてみました。
経験的に「お腹や腰を温めると、生理痛が楽になる気がする」っていうのはあるけれど、どうして温めるのがいいのかしら?
生理痛の原因
生理は、子宮内の「子宮内膜」が剥がれ落ちて、経血として排出されるものですが、この子宮内膜をはがして、体外に押し出す働きをしているのが「プロスタグランジン」というホルモンです。
しかし、プロスタグランジンが分泌され過ぎると、子宮が必要以上に収縮してしまい、腹痛や腰痛を引き起こします。
また、プロスタグランジンは痛みを増強させる働きもあるため、腹痛や腰痛だけではなく、頭痛の原因にもなるのです。
生理痛にもホルモンが関係しているのね。
体が冷えるとプロスタグランジンが滞る
生理中は体温が下がりやすく、体が冷えがち。
体が冷えると血行が悪くなり、プロスタグランジンが骨盤内で滞って、痛みが強まってしまいます。しかも、プロスタグランジン自体にも、血管を収縮させる働きがあるため、ますます血行が悪くなってしまうのです。
プロスタグランジン、めんどくさいやつね……
お腹や腰を温めることで血行促進
そこで登場するのが「湯たんぽ」です。
湯たんぽで、お腹や腰を温めると、骨盤周りの血行が良くなり、プロスタグランジンが滞りにくくなり、生理痛が緩和するってこと。
しかも、体を温めると副交感神経が優位になるので、気持ちがリラックスして痛みの緩和につながるそう。
ほぉ、なるほど。
「温める」って、気休めかと思っていたけど、ちゃんとした痛みを緩和させるメカニズムがあるのね。
私が愛用している湯たんぽ2種
冷えや生理痛対策に効果的な「湯たんぽ」ですが、最近はいろいろなタイプが販売されています。
そのなかでも、私が愛用しているのは、
- お湯入れ湯たんぽ
- 充電式湯たんぽ
の2種類です。
昔ながらの「お湯入れ湯たんぽ」
湯たんぽといえば、このタイプのイメージが強いですよね。昔ながらの、沸かしたお湯を入れるタイプ。
私が使っているのは、尾上製作所のポリ湯たんぽよ。
湯量1.7Lとちょうどいいサイズ感で、カバー付きを愛用しています。
タンクの耐熱温度は110℃なので、私はいつも沸かしたばかりのアツアツのお湯(90~100℃くらい)をそのまま注いで、最後にちょっと水を足して温度調整しています。
保温力も高くて、朝作った湯たんぽが午後まであたたかい、といった感じ。
抱きかかえると、あたたかくてカバーもフカフカしていて、まるでトイプードル抱っこしているみたいで幸せになれるわよ。
「お湯入れ湯たんぽ」のメリット
- 使いたいときにすぐ使える
- 充電式より温度を高くできる
- お湯を入れていると気持ちが落ち着く
お湯入れ湯たんぽは、お湯を入れればすぐに使えるのがメリット。電気ケトルなら、数分でお湯が沸きますよね。
しかも、お湯入れ湯たんぽは、タンクの耐熱温度が高いものであれば、沸かしたてのお湯を入れられるので、とても温かいです。
それに、お湯を沸かして、コポコポっと注いでいると、何とも落ち着いた気持ちになるのよね~。
「お湯入れ湯たんぽ」のデメリット
- 湯沸し・お湯の入れ替えがめんどくさい
- お湯をこぼすと大惨事!
- 火傷のリスクも
とはいえ、やっぱり「いちいちお湯を沸かすのがめんどくさい」「冷めたら1度お湯を捨てて、またお湯を沸かすなんてだるい」と思うことも。
あとは、タンクのキャップが緩んでいると大惨事です。
我が家も、キャップがちゃんと閉まってなくて、夫がベッドにお湯をぶちまけたことがあるわ。悲惨だったわよ。
しかも、アツアツのお湯が入っているので、こぼしてしまうと火傷のリスクも。準備するときは慎重に!
便利で使いやすい「充電式湯たんぽ」
もう1つ、私が使用しているのは、最近、主流になってきている「充電式湯たんぽ」。
私は、楽天市場で購入したこちらを愛用中。
湯量は明記されていませんでしたが、カバー含めた重量が約1.35Kgなので、お湯入れタイプよりもちょっと軽いです。
充電式も、中に水が入っているのよ。電気でこの水を温めるのだけど、入れ替え不要でOKなの。
使用前に充電器にさして温めます。充電時間は約20分で、4時間~8時間くらい温かいです。
「充電式湯たんぽ」のメリット
- 準備が簡単
- お湯の入れ替えが不要
何より、充電式はやっぱり準備が簡単!
充電器をブスッとさすだけでOKなので、ホント手軽に使えます。しかも、お湯の入れ替えもないので、お湯をこぼしたり火傷したり、といったことも気にしなくて済みます。
「お湯入れ派」だった私的には、充電式なんて邪道!と思っていたけど、使ってみたら便利すぎて「充電式、最高」と即座に手のひら返しよ。
「充電式湯たんぽ」のデメリット
- お湯入れ湯たんぽよりも温度が低い
- 充電に20分前後かかる
とはいえ、アツアツのお湯入れ湯たんぽに慣れていたため、65℃くらいの充電式の温度がちょっと物足りないときも。
いや、65℃でも十分温かいんだけどね。むしろ、ちょうど良いんだけどね。
あとは、温まるのに20分くらいかかるので「今すぐ使いたい~」みたいなときは、この待ち時間がちょっとツライ。
その点、お湯入れ式はすぐ使えるから一長一短という感じです。
湯たんぽの低温火傷に注意
「お湯入れ」「充電式」、どっちの湯たんぽでも注意しなくちゃいけないのが低温火傷よ。
低温火傷とは「心地よく感じる程度の温度でも、長時間皮膚の同じ場所に接触していることで生じる火傷」のことです。
低温火傷になる温度と時間の目安は、44℃では3~4時間、46℃では30分~1時間、50℃では2~3分です(※)。カバーをつけていても低温火傷になる可能性があるため、注意が必要です。
低温火傷を防ぐためには
- 長時間、体に接触させない
- 布団を温めたあとは、就寝前に布団から湯たんぽを出す
の2点が大切です。
温かいからって、ずっとくっついていると火傷するのね。適度に場所を変えながら使うのがポイントよ。
※「低温やけどについて」山田幸生「製品と安全」(第 72 号、平成 11 年3月)一般財団法人製品安全協会
結局「お湯入れ」「充電式」どっちがいい?
うーん、普通に考えたら「充電式」のほうが使い勝手が良くて便利だと思います。
生理痛対策でお腹や腰を温めるなら、65℃前後の充電式湯たんぽでも十分あたたかいです。
充電式なら、湯沸しやお湯の入れ替えもないので「生理痛でだるくて動きたくない~」という日でも、まぁ、充電器に接続するくらいなら何とかできます。
でも、個人的には、何となく「お湯入れ式」のほうが愛着あるのよねぇ。
ちょっとめんどくさいけど、お湯を沸かしてコポコポとお湯を注いでいる瞬間が、意外と好きなんですよ私。「ちょっと丁寧な暮らし」みたいな謎の満足感?があります(実際は、雑な暮らしをしていますが)。
生理痛でしんどいけど、自分を労わっている感じがして、あえてお湯入れ式を使ってることも多いです。
とはいえ、めちゃくちゃしんどい日は、迷わず充電式。お湯なんて沸かしている余裕ねぇわ。
全然結論になっていませんが、好きなほうを選んだらいいと思います。そして、1番のおすすめは、やっぱり両タイプとも用意しておくことですね。
というわけで、今回は、冷えや生理痛対策におすすめの「湯たんぽ」について紹介しました。
過去に湯たんぽのお湯を、夫が布団にぶちまけたため、お湯入れ式を封印していたこともありますが「やっぱりお湯入れ式はいいよなぁ」と最近は毎日使っています。
温かくて、ある程度生理痛も緩和するし、リラックスして気持ちも落ち着くから、湯たんぽ生活おすすめよ~。
生理痛対策に湯たんぽが気になる方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
この記事で紹介した湯たんぽはこちら
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